お墓掃除

朝からハードな一日でした。
午前7時から自治会の河川美化と池土手の草刈りを10時まで行いました。小雨が降り合羽を
着ての作業なのでたっぷり汗をかかせてもらいました。
いつもは作業が済んで集会所でおいしいビールをいただくのですが、今日はこの後もうひと作業
が残っているので、自宅に帰りシャワーで汗を流し一休み。

お昼を済ませ午後から太宰家のお墓掃除です。6月30日が義父の9回忌なので今日掃除を
済ますことにしました。お墓は自宅から5分ほどの集落のはずれにあります。



一番上の樹木の下に太宰家のお墓があります。庄屋のお墓なので、一番見晴らしのいい場所に
造られているそうです。



しかし、お墓につくまでが大変です。急な坂道を30mほど掃除道具を背負って登るので運動不足の
身にはこたえます。ふーふーふー。息を切らしながらようやく登りきると、お墓の周りは春のお彼岸
以来なので、落ち葉と雑草で荒れていました。ふー。気持ちを切り替え息も整ったところで掃除に
取り掛かりました。



約2時間かけようやく終了です。太宰家の宗教は神道なので墓前には榊・米・塩・水をお備えします。

一番奥の墓が俳人、芝不器男の墓です。



お墓には本名の太宰不器男と彫られています。熱心な不器男のファンの方が時折お墓参りに来られ
しばしば案内することもあります。



墓掃除が終わるときまってすがすがしい気持ちになります。雨もあがり墓からみる風景はキラキラ
していました。不器男さんも毎日この風景をみているのでしょうか。






たてものがたり

今日の愛媛新聞朝刊に、新連載コラム『たてものがたり』というシリーズが掲載されていました。
全国の美しい街並みを旅するコラムになるようです。



第1回目は「ベンガラの町、吹屋」が紹介されています。吹屋は岡山県高梁市にあり
江戸時代に銅山の町として栄えたそうです。1977年に国の重要伝統的建造物保存地区に指定され
ています。町並みは、石州瓦の赤茶色の屋根や銅の副産物からつくられたベンガラで色彩された
格子や建具に特徴があり、私も一度は訪れてみたいと思っている町です。
今後の連載が楽しみです。

記事の中で「何としてもこの家を住み継ぎたい」と語る住民の方の思いが古民家に住む私の心にも
響いてきます。

太宰池

ようやく梅雨らしい天気が続いています。
まとまった雨が降ったのでご近所の農家の方たちも一安心しているようです。



この太宰池は家の西側にひろがる農業用のため池です。水位は通常の時よりはまだ1m位少ないで
しょうか。現在は周囲をコンクリートで護岸されていますが、昔は石垣のままで周囲に柵もなく、夏に
なると近所の子供たちが水遊びでにぎやかに遊んでいたそうです。
家と池の間には舗装された幅4mほどの道路がありますが、昔はそれこそ庭の一部として池が存在
していたのではないかと思いをめぐらします。



というのも、この池に面して家の上座敷が配され縁側や庭が座敷を取り囲むような配置になっている
からです。池が周りにあることで心地よい風が家に入ってきます。夏の強い西陽も周囲の樹木が遮っ
てくれ、風鈴のさわやかな音色が季節を彩ってくれます。自然を巧みに利用した心地よい住まい方が
敷地と建物の配置からも読み取ることができます。
このような自然エネルギー活用の手法は、現在自立循環型住宅としてガイドラインがまとめられ、
地球温暖化防止のうえで有効な対策の一つになっています。






三瓶剣道大会

6月21日(日)、三瓶町で剣道大会がありました。
中学生の子ども達と私と、親子共々大会に参加しました。
日曜日は曇り時々雨で・・・湿度も高く、非常に蒸し暑い天候でした。icon03

この日のために、老体に鞭打ち、忙しい合間をぬって、稽古に励んできました。

まず、初めは個人戦から・・・・出場選手も6人と少ないですが、半分は現役高校生!
私は、一番の高齢のためかシードされていましたが、結局同じ剣道会の人と対戦
することになり・・・・延長を4回ほど繰り返した死闘の後、負けてしまいましたicon36
通算16分にも及ぶ戦いは、4?歳の私にとって地獄のような時間でした・・・face03



個人戦が終わり、すぐ団体戦。参加チームは、2チームなので、一回すれば終わりではありますが、
結局代表戦までもつれ込み、結果は優勝!!私は、高校生相手に引き分けにしたので、役目は
きっちり果たしました。icon22



自分の試合の後は、子供達の試合。長男が所属する三間中Aは、決勝戦までこまをすすめ、
宿敵一本松中と代表戦までもつれ込み、負けて準優勝となりましたが、県総体にむけて、課題
ができ、よかったと思います。


結果的に、一般男子団体・個人あわせて、たくさんの優勝を頂き、剣道会としては今年もまた
盛り上がることが出来ました。face02

夕方6時からは、ビアガーデンで打ち上げがありましたが、おいしいビールを飲むことができた
のと、怪我なく頑張れたことが嬉しくて、ついブログ用の写真を撮ることを忘れてしまいました。icon10

大変だったけれど、先生方にも、『年齢の割りによく動けていた!あれだけ動ければ上等!』
『高校生だった時を思い出させる試合だったよ』と、お褒めの言葉を頂き、次の大会目指して、
また稽古に励もうと思った一日でした。icon54



by イサタケ2





父の日

今日は父の日。特に今年は1909年にアメリカのある女性が、男手一つで育ててくれた父を思い、
制定を提唱してから100周年の記念の年だそうです。
父親の皆さん、プレゼントはいただきましたか?

かくいう私はまだなにもプレゼントされていません。妻と子供2人は西予市三瓶町で剣道の錬成大会
のため、朝早く出発しておりません。私は応援に行きたかったのですが、葬儀があり応援にもいけず
家で寂しい思いをしています。





写真は二人の子供が保育所の年長の時、父の日のプレゼントにお父さんの顔を紙粘土で造ってくれた
ものです。今でも大事に机の脇に飾っていて、たまに二人の幼かった日のことを思い返したりします。
子どもたちは現在、中学生に成長し部活にがんばています。
前向きに考えれば、子供たちが健康で育っていることがなによりのプレゼントなのではないでしょうか。

1Q84

1Q84ようやく昨日届きました。
実は発売日に宇和島市立中央図書館にリクエストを出していました。





経済不況のおり、小遣いも少ないので図書館の存在ありがたいです。感謝

村上春樹を知ったのは小説ではなく、大森一樹監督の『風の歌を聴け』でした。
主演の僕を小林薫、左手の小指のない女に真行寺君枝、鼠にテクノバンド、ヒカシューの巻上公一
という配役だったとおもいます。ヒカシュー懐かしいですね。1981年20歳の田舎の若者に知らない
世界への扉を開かせてもらった作品でした。



以来、村上春樹のファンとして作品を愛読しています。一応、本棚には村上春樹コーナーを
専用に設けています。私にとって村上作品の一番の魅力はその乾いた文体です。それと、
イラストレーターの安西水丸さんとのコラボも楽しみのひとつです。

2週間の貸出期間ですがイサタケ2も読みたいというので、時間のない中1週間で読まねば
ならないのが少し辛いです。


配筋検査

内子町のK様邸の配筋検査に行ってきました。
今回はベタ基礎の配筋を確認しました。
基礎は構造上重要な部分なので入念に確認させてもらいます。
鉄筋の仕様、ピッチ、かぶり寸法、隅角部の納まり、補強筋の有無など
図面どうりに組んであるか確認します。





今回は(財)住宅保証機構の配筋検査も一緒に行いました。写真の方は検査官の方です。
住宅瑕疵担保履行法という新しい法律により平成21年10月1日以降に新築引き渡しされる住宅の
売主(宅建業者)や請負人(工務店など)は保険への加入や保証金の供託が義務化されました。
K様邸は工務店が住宅保証機構の保険に加入されたので、今回の検査になりました。
従来の確認申請の検査以上に厳密な内容になっているので、建築主にとっては安心・安全が担保
される半面、建設コストの増という致し方のない部分もあります。



一部補強筋の手直しがあった程度で検査は終了しました。
手直し完了したら、床スラブのコンクリートを打設します。





庭掃除

昨日は仕事も休みだし、お天気だし・・・ということで庭掃除をすることに・・・
庭掃除って言っても、ハンパない広さですが、子どもの頃からしなれて
いるので、一日かけて、一人で綺麗にすることができました。









と言っても、草刈機の存在なしでは、一日で仕上げることは出来ません。
このような築山には、ナイロンの紐を刃とする草刈機であらかじめ雑草などを一昨日
イサタケ(主人)に刈ってもらっていたので、ラクに掃除できました。

主人同様、暑くてしんどい作業も、終ったあとのすがすがしさが、疲れを吹き飛ばして
くれます。

我が家は、建物だけでなく、庭もきれいにすることで、はじめてお客様を迎えること
が出来るのです。だから、『家を見せて!』と言われても、すぐ『いいですよ』とは
言えないのです・・・・庭もまた家の大事な要素ですから・・・ヽ(〃^・^〃)ノ ♪

                                       by イサタケ2  




対決!

昨日、仕事から帰宅したら、庭で番犬のリキが吠えまくっている・・・
その視線の先には、蛇!!!!!!!!!!⊂´⌒∠;゚Д゚)ゝつ <ぇぇぇぇぇぇぇぇ!!



夕飯を作っている間もリキの鳴き声はひびき、30分以上が経過・・・
様子をみに現場へ・・・



両者硬直状態・・・・

そこで、リキを加勢すべく棒で応戦したら、瞬時にリキのパンチが蛇の横腹をヒット・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ΣΣ(゚д゚lll)
その後は、あまりのグロさにお伝えすることができません(汗)

普段は、従順で素直でかわいいリキの紀州犬としての本性を垣間見た出来事でした・・・



                                            by イサタケ2

巣作り

毎年田植えの始まる4月下旬頃からツバメがやってきます。

今年も例年どうり、長屋門の根太天井に巣を作り5羽のヒナが巣立っていきました。
1回目の巣立ちが終わると、2回目の巣作りが始まり、先日完成しました。



写真の手前に見えるのが今年最初の巣で、その並びに新しい巣が作られました。
比べてみると、最初のほうがしっかりと作られているように感じます。
同じツバメが作ったものかはわかりませんが、毎年こうして2回巣が作られています。
ツバメの生態に詳しい方、教えてください。

無事にヒナが誕生し巣立っていくのを見守り隊します。

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プロフィール

與那原浩

與那原浩建築設計室
〒798-1136
愛媛県宇和島市三間町大内20
TEL/FAX:0895-20-7250
携帯:090-7575-1358
email:h_yonahara@ybb.ne.jp
一級建築士
専攻建築士
インテリアコーディネーター
木造住宅耐震診断士
地震被災建築物応急危険度判定士
設計・リフォーム・古民家再生のご相談はお気軽に!
築200年以上の古民家長屋門(ながやもん)で、建築設計事務所を営んでいる一級建築士 古民家建築の専門家 與那原浩です。沖縄県宮古島出身。東京から2000年に妻の郷里である愛媛県宇和島市三間町にIターン。築200年超の古民家で家族と暮らしながら、長屋門に一級建築士事務所を開設。古民家に学ぶ家づくりをコンセプトに住宅の設計監理業務を行っています。愛媛県内子町の町並み修景に多数実績があります。
  

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