建築知識12月号

20151126-建築知識12月号
建築知識12月号。
「4コマ漫画でサクッとわかる建築基準法」
サクッとがミソですね。

20151125-瓦1
20151125-瓦2
元興寺本坊の屋根瓦と倉敷大原美術館の蔵。
昨日の竹原義二氏のセミナーで紹介されていました。
1000年を超える歴史をもつ瓦を現代の建築にどう使いこなしていくかが重要とのこと。
3D技術の進歩により、曲面を多用した建築が世界の主流となっています。
そんな最新のデザインに対応する瓦の新しい表現を生み出せたら“和の建築”として世界を驚かすかもしれません。
新国立競技場の屋根をそんな瓦で葺いたら面白いなあ。

アオサギ

20151123-サギ1
20151123-サギ2
田んぼで見かけるアオサギが棟で一休み中。
カラスが休んでいるのはよく見かけますが、アオサギは珍しい光景です。
遠くを見つめ何を思っているのでしょうか。
訊ねたくなりますね。

御宿 月乃屋

20151122-月乃屋
内子町八日市護国地区の御宿 月乃屋
建築家吉田桂二先生の改修設計により2005年12月に竣工。
改修設計中のK様邸の近くに位置しています。
障子を嵌め込んだガラス戸のディテールを確認しました。

沖野月美堂

20151121-月見堂
内子町本町の老舗菓子店「沖野月美堂」さんでいただきました。
店舗併用住宅の設計監理をさせていただき10年が経過。
上棟時に誕生した長男さんも小学校5年生になられ、剣道会で活躍されているとのこと。
月日の経つのは本当に早いものですね。

襖絵

20151120-襖絵1
離れの座敷にある襖絵。
普段は中央を左右に引いて座敷を続き間にしています。
襖を中央に納めてみると、左奥の襖に青い鳥が描かれていました。
20151120-襖絵2
中央の襖には間違いなくスズメが描かれています。
この青い鳥もスズメのような形をしていますが、青いスズメなのでしょうか。
謎は残りますが、まずは保存を考えないといけないですね。

ウロコ雲

20151119-ウロコ雲
宇和町からの帰り道。
雲がウロコのような模様で連なっていました。
不思議な光景でしたね。

軒樋

20151118-軒樋
昨日から雨が降り続いています。
通常屋根の軒先には軒樋を設置しますが、太宰家納屋の軒先には軒樋がありません。
軒先から垂れた雨水は直接水路に落ちるようになっています。
軒が深いので軒樋がなくても雨水の影響を押える効果は十分です。

無双四分一(むそうしぶいち)

20151116-折れ釘
床の間の軸釘を納める材を無双四分一又は印ろう四分一と呼びます。
通常、1間幅以上の床の間に用い、中央を固定の稲妻釘とし左右を可動式のものとします。
こうすることで、軸幅の異なる場合でも調整が可能となります。
太宰家奥座敷の床の間では天井廻り縁の下に漆塗の無双四分一が納められています。

四分一(しぶいち)

20151116-四分一
奥座敷の床の間。
壁は和紙貼り仕上げ。
紙端部の施工を容易にするため見切り材を周囲に廻しますが、その見切り材を四分一と呼びます。
漆塗り材を施して床の間の品格をあげる役目もあるようです。
『與那原浩建築設計室』    公式サイトへ
ブログバナー


プロフィール

與那原浩

與那原浩建築設計室
〒798-1136
愛媛県宇和島市三間町大内20
TEL/FAX:0895-20-7250
携帯:090-7575-1358
email:h_yonahara@ybb.ne.jp
一級建築士
専攻建築士
インテリアコーディネーター
木造住宅耐震診断士
地震被災建築物応急危険度判定士
設計・リフォーム・古民家再生のご相談はお気軽に!
築200年以上の古民家長屋門(ながやもん)で、建築設計事務所を営んでいる一級建築士 古民家建築の専門家 與那原浩です。沖縄県宮古島出身。東京から2000年に妻の郷里である愛媛県宇和島市三間町にIターン。築200年超の古民家で家族と暮らしながら、長屋門に一級建築士事務所を開設。古民家に学ぶ家づくりをコンセプトに住宅の設計監理業務を行っています。愛媛県内子町の町並み修景に多数実績があります。
  

最新コメント
月別アーカイブ
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

記事検索
ランキングに参加しています!
ブログ村ランキング
  • ライブドアブログ