昨日、松野町教育委員会より母宛に『不器男忌俳句大会』来賓としての参加依頼の手紙が
届きました。
毎年この時期になると、俳人『芝不器男』忌の俳句大会が松野町教育委員会の主催・愛媛
新聞社の共催で開催されます。今年の日程は、2月21日(日)10:00~16:00
松野町山村開発町民センターで開かれます。
今まであまり興味がなくて、行ったことがないのですが、今年はブログネタにもなるし、
行ってみようかな・・・と思っています
芝不器男といえば・・・↑の写真を見ると、『なんか堅い・・・、真面目で本ばかり読んで
寡黙な感じ・・・』というイメージですが、幼少の頃不器男とこの太宰家で一緒に生活した
ことのある東京の伯父によると・・・『とてもユーモアで、いつも人のことを笑わせていた』
とのこと・・・。
そのことをあらわした記述が、『不器男全句集―素月抜選草稿』の中の太宰文江(不器男の妻で
私の祖母)の回想記にあります。
---冬の夜長を炬燵につかまって、通ぶって話した、食物、音楽、活動等の話、おしまい
には尋常6年の従弟(東京の伯父)をつかまえて『おじさんの英語は』(太宰孫九を
英語で言うと)、『ハイトマルトスベール』と言って幾度も繰り返して大声で笑った、
あの頃はみんな無邪気で幸福だったに違いありません-----
太宰孫九の坊主頭を取り上げて、『ハエが止まると滑る』くらいのはげっぷりを子供におもしろ
おかしく英語にもドイツ語にもとれるような言葉で揶揄したそうです。
―『不器男百句』坪内稔典・谷さやん編より写真引用―
真面目だけでなくユーモアたっぷりの芝不器男の遺した俳句にも、そろそろ興味を持たないと
と思う今日この頃です・・・
by イサタケ2
コメントの返事、遅くなってすみません!
本当に東京の伯父さんの話はとてもおもしろくて、時間が経つのを忘れるくらいでした。
タニさんの著書から、写真使ってすみません。また、2/21の俳句大会には記事アップしたいと思います。