自宅長屋門(ながやもん)で、
建築設計事務所を営んでいる一級建築士
古民家建築の専門家 與那原浩です。




私が以前設計監理させて頂きました住宅の
お施主様から、薪ストーブ設置のご相談が
あり、昨日、ストーブの設置・煙突工事の
立ち会いに行って来ました。



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薪ストーブ (1)
設置工事後の薪ストーブ
壁と床に、熱を遮断するための保護シート
やプレートも設置。




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竣工当時のお施主様のリビング
広々としたリビングです。




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キッチン側から見ても、大空間です。




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和室も隣接しています。




こちらの住宅は、当社のサイトで、ご覧
頂けます。
 ↓ ↓
與那原浩建築設計室公式サイト 


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こちらのお宅は、和モダン&自然素材の家
で、リビングがかなり広く、
奥さまがお料理
好きなご家庭です。




そのため、設計当初から薪ストーブの設置
をご提案させて頂いておりましたが、当時
はまだ調理用大型ストーブがあったため、
薪ストーブの設置は見送っておりました。




ところが、この冬にそのストーブが壊れた
ため、今回設置したいとお施主様から
ご相談がありました。




薪ストーブは、設置や煙突工事の際、
天井や屋根に穴を開けることになるので、
設計者である私が、業者と打ち合わせして
工事に立ち会うことが必要となります。




煙突工事を自作でする方がおられますが、
よほどの施工技術を持った方でないと、
安全面的に問題が起きる可能性があります
ので、建築士やストーブ専門業者を通して、
設置工事を行うことをお勧めします。




煙突工事 (1)
雨漏りすると大変なので、雨仕舞はしっかり
処置します。




煙突工事 (2)
遠目からも施工がきちんとされているのが
確認できます。




お施主様にとって、住宅の一番よい場所を
ご提案し、家の構造や屋根の雨仕舞にも
問題のないよう細心の注意を払っており
ます。




薪ストーブ (2)



こちらの薪ストーブは、北欧ノルウェー
ヨツール社 の調理用薪ストーブ
(JOTUL F 400)を使用しております。




ヨツール社は、ノルウェーでもっとも古い
生産工場の一つから誕生しました。
1853年、ノルウェーのオスロ郊外の鋳物
工場からスタートし、鋳物製ストーブを
主力商品として成長し、ノルウェー国内
で最大級のストーブ製造工場に発展し、
ノルウェー全土に製品を販売するまでに
大きくなりました。




現在は、アメリカ、フランス、英国に子会社
を持ち、ヨーロッパを中心に世界中の
40ヶ国にノルウェーの伝統的な薪ストーブ
を販売しています。




見た目はクラッシックなデザインですが、
クリーンバーン(自動二次燃焼システム)
による美しい炎を堪能でき、二酸化炭素
や不純物が排出されないよう環境に配慮
されたシステムが導入されています。


薪ストーブは、灯油よりお金がかかりそうな
イメージですが、ランニングコストは灯油と
大差はないそうです。




冬の間は、夜間でもタネ火を残すことが
でき、火力も強いので、家全体がずっと暖か
さを継続
できるそうなので、寒冷地には灯油
ストーブやエアコンよりコスト的にもお得な
のかもしれません。




その上、今回のストーブのように、煮炊きが
できるタイプだと、さらにコストパフォーマ
ンスがよさそうです!




私が建築に携わる古民家や和モダンの住宅
にもデザインの相性がいいので、薪ストーブ
設置など今後もお施主様にご提案していき
たいと思っています。また、住宅のこと
なら、何でもお気軽にご相談下さい。




今回の薪ストーブ設置は、
愛媛県北宇和郡松野町延野々1450
株式会社山崎農機様にご協力頂きました。




今日も最後まで読んで頂き、ありがとう
ございました。




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