本のこと

【書評】ブログネタに行き詰った時に読む本★目からウロコの文章術!



自宅長屋門(ながやもん)で、
建築設計事務所を営んでいる一級建築士
古民家建築の専門家 與那原浩です。




このブログを始めて9年になります。
始めた頃は、ここまで長く継続できるとは
思ってもみませんでした。




ほんの数カ月前まで、ブログ記事には、
日常生活で起こったこと・感じたことなど、
自分目線の記事を短時間で書いていました。




そのため、毎年同じような内容になり、
マンネリ化しているのも、自分で分かって
いました。




それでも、更新・継続することが大切だ
と信じていましたが、ある時、こんな自分
目線の日記のような記事を読む人がいる
だろうか?




検索する人が求めているのは、こんな自分
目線の日記ではなく、建築や古民家などの
有益な情報なのではないか!と考えるよう
になりました。




それで、ブログについて、特別に勉強し、
現在のような形になりました。




ただ、読者に有益な情報を毎回書くという
ことは、ブログネタに行き詰ることも多々
あり、苦しい気持ちに陥ることもありました。




そんな私に希望の光を差し込んでくれたの
が、フリーライター山口拓朗氏の


=================
何を書けばいいかわからない人のための
うまく はやく 書ける文章術
=================
という本です。



buroguneta




実は、先日岡山で開催された出版記念
セミナーにも参加してきました。



yamatakusan



セミナー参加を受けて、山口拓朗氏の著書
もじっくり熟読してみました!
そして、感じました!!




ブログネタが無限大に拡がる~!!
泉のようにネタが湧きおこる~!!





そういう気持ちで、いっぱいです! 




特に、ネタの棚卸しのためのフォーマット
が、本の中にたくさんあるので、ログ
やSNSで文章を書く必要のある人には、
役立つ文章術がてんこ盛りです!! 




今までも こういったブログネタについての
本を読んできましたが、ここまで掘り下げ
て、これでもか!これでもか!というほど
書かれている本を、他に知りません!!



 
文章を書くということの水面下には、

書くことの情報収集
読んでくれる人(ターゲット)の設定
文章の目的の明確化


などが必要だということ!




別に準備がなくても文章は書けるけど、
読み手を惹きつける文章にしたかった
ら、準備は入念にした方がいいという
ことです!




そう!今までは、文章は書き手側にある
ものと思ってきましたが、実は読み手側
のためにあるもの
ということが分かり、
衝撃を受けました!!




そこのところが理解できてないと、誰にも
刺さらないつまらない文章やブログに
なってしまうと、著者は訴えています。 




何度も読んで、この文章術を自分のもの
にしようと思います!そして、読み手側が
惹きつけられる魅力あるブログにしたいと
あらためて決意しました!




ブログやSNSで文章を書かれる方、必見
のこの著書、とてもおススメです!
  ↓  ↓  ↓






今日も最後まで読んで頂き、ありがとう
ございました!




【建築書籍おすすめ】『住宅建築家 三人三様の流儀』から学ぶこと!

20160308-住宅建築家1



建築家 中村好文氏竹原義二氏伊礼智氏 
共著による『住宅建築家 三人三様の流儀』が
出版されました。



2014年11月、中村先生、竹原先生の講演会が、
愛媛県美術館ホールで開催された際、



同席されていた出版社の方が、
「実は伊礼先生を含めた三人の先生による本の
出版を計画しています。」
と話されていました。



講演会から1年半が経ち、その時の本が手元に
届きました。



20160308-住宅建築家2



常日頃から、三人の先生方には、本を通して
たくさんの啓発を受けています。



建築に対する技術面だけでなく、

建築に対する思い
先生方の生き方
物の見方
依頼主との接し方
ぶつかる壁について
など


そういう建築をつつむ大きな空間のような
ものを勉強させて頂いています。



竹原 表現しているものが違うだけで、本質は同じやな。
伊礼 兄弟みたいなものですね。
中村 そう。でも母親が違う(三人爆笑)

本のオビフより




個人住宅に興味がある人には、
おすすめの一冊です。



20160308-住宅建築家3



2014年11月の講演会後、懇親会にて中村先生と
ご一緒する機会があり、サインをお願いしたら、



「ディテールが大事だよ。」
と、私が持参した中村先生の著書に快くサイン
しながら、いただいたアドバイス。
深い意味が込められています。



建築に携わる者として、
見えないところ(ディテール)まで心を配り
依頼主の求める心地いい空間づくりが
できるよう精進していきたいと思っています。



この記事で書きました『住宅建築家 三人三様の流儀』は、
こちらから注文できます!






中村好文(なかむらよしふみ)
建築家・家具デザイナー
1948年生まれ、武蔵野美術大学建築学科卒業
主に個人住宅を手掛け、様々な建物を紹介する
エッセイストとしても知られており、建築家として
の活動のみならず執筆活動も20年にわたって
継続的に行っている。


竹原義二(たけはらよしじ)
建築家
1948年生まれ、大阪工業大学短期大学部建築科卒業
大阪市立大学富樫研究室を経て、石井修 (建築家)の
美建・設計事務所に勤務。
1978年、無有建築工房設立。


伊礼智(いれいさとし)
建築家
1959年生まれ 琉球大学理工学部建設工学科卒業後、
東京芸術大学大学院美術研究科専攻。
1996年伊礼智設計室開設。
現在、自らの主催で住宅デザイン学校も実施。


 

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今日も最後まで読んで頂きありがとうございました。


【リフォーム】設計する時、参考にしたい本!《建築知識3月号》 その内容とは!?

20160227-建築知識


建築知識3月号の特集は、


『本当は秘密にしたい 
リフォームのベストレシピ125+DVDビデオ』




戸建住宅とマンションのリフォームについて、
Q&A形式で構成されています。



法的な問題から収納テクニックなど、なるほど!と
思わせるような・・・



設計者のかゆいところに手が届くほどの
内容が書かれています!



リフォームのご相談をお客様から頂いて、
一番多いのは、リフォームか建て替えか、
どちらにしたら良いかという事です。



その答えは、一概には言えません。



予算や工期の条件で、
なるべく安価で早期に工事を済ませたいと
考えていても・・・



耐久性や耐震性などの問題がある場合は、
工事費や工期など予想以上に費用がかさむ場合が
あります。



また、建築基準法の規制により、
建て替えが難しい場合もあります。



お客様のご要望を質問リストでお聞きし、
現地を確認したうえで、リフォームか建て替えかを
ご提案するようにしています。




建築士2月号

20160201-建築士
建築士2月号。
韓国江華島の支石墓。
奈良飛鳥の石舞台の原型にあたる遺跡とのこと。
石器時代に巨石を持ち上げる技術があったことにも驚くが、巨石を持ち上げようと発想すること自体が驚きである。新しい技術や文明が生まれる背景には、人間の発想力・創造力が大きく影響しているのだと思う。

建築知識1月号

20160123-建築知識
建築知識1月号。
「美しく納めるためのディテールのセオリー」
住宅における様々なディテールをいかに美しく経済的に納めるかは設計者が常に心がけていることです。
納め方の答えは一つではないが、その住宅にとってのオンリーワンを目指しています。

TOTO通信2016年新春号

20160112-TOTO通信
「ビビッド・ジャパニーズ・スタイル
 -明るい和風 」
明るい和風?何の事だろうと思いましたが、「和」の精神を独自に解釈し伝統や規範を超えた新しい「和」の建築と解釈しました。
取り上げられている建築家は村野藤吾・塚本由晴+貝島桃代・光嶋裕介・新田有平+丸山美紀・竹原義二など。
竹原義二先生の作品は「緑町の家」が掲載されています。伝統的な鎧下見板張りのシンプルな外観とは対照的に、木の構造材を現しにしたダイナミックな内部空間、フレンチパイン材をちょうなで斫った床仕上げなど、素材の使い方など独特な表現が施されています。

建築士1月号

20160105-建築士
韓国の伝統的な住居。
床は二重床になっており「オンドル」と呼ばれる床暖房が施されている。
竃の余熱を床下から通し、外部の煙突へと排熱する仕組み。
住まい方において日韓共通しているのは座の文化。
高温多湿の日本では、民家は「夏を旨とすべし」といわれるが、大陸の寒気を受ける韓国は「冬を旨とすべし」ということだろうか。
快適に過ごしたいという思いが、風土の違いによりそれぞれの住文化として現れているのが面白いですね。

建築知識 2016 1月号

20151226-建築知識
建築知識 2016年1月号。
「伊礼智の住宅設計のすべて+超豪華DVDデジタル図面集」
1棟分の設計図書が納められている貴重なDVD。
枠廻りの納まりに興味があります。

建築士12月号

20151203-建築士12月号
建築士12月号。
カルロ・スカルパ設計のブリオン・ヴェガ廟。
ガクガクした打放しの壁とスリット状の開口部。
これだけでスカルパの設計だと理解できます。
この廟にスカルパも眠っています。
自分が設計した廟で永眠できるなんて建築家冥利につきますね。

建築知識12月号

20151126-建築知識12月号
建築知識12月号。
「4コマ漫画でサクッとわかる建築基準法」
サクッとがミソですね。
『與那原浩建築設計室』    公式サイトへ
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プロフィール

與那原浩

與那原浩建築設計室
〒798-1136
愛媛県宇和島市三間町大内20
TEL/FAX:0895-20-7250
携帯:090-7575-1358
email:h_yonahara@ybb.ne.jp
一級建築士
専攻建築士
インテリアコーディネーター
木造住宅耐震診断士
地震被災建築物応急危険度判定士
設計・リフォーム・古民家再生のご相談はお気軽に!
築200年以上の古民家長屋門(ながやもん)で、建築設計事務所を営んでいる一級建築士 古民家建築の専門家 與那原浩です。沖縄県宮古島出身。東京から2000年に妻の郷里である愛媛県宇和島市三間町にIターン。築200年超の古民家で家族と暮らしながら、長屋門に一級建築士事務所を開設。古民家に学ぶ家づくりをコンセプトに住宅の設計監理業務を行っています。愛媛県内子町の町並み修景に多数実績があります。
  

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