文化的なこと

吉田町おねり記事

20160217-吉田町おねり1
2月16日の当ブログで「吉田町おねり」について紹介させていただきましたが、今朝の愛媛新聞1面に、おねり絵巻「利根本」が初公開されたとの記事が掲載されていました。
そのような絵巻が存在していたことも知らず、恥ずかしいかぎりですが、調査対象の水引幕と同様の絵が絵巻に書かれていたことで、国の文化財指定に向けた取り組みに弾みがついたことは嬉しいかぎりです。

吉田おねり水引幕調査

20160215-吉田町おねり1
宇和島市吉田町吉田公民館大ホールの舞台緞帳。
描かれているのは藩政時代より続く吉田秋祭りおねりの様子。
山車の周囲を覆っている幕を水引幕と呼びます。
宇和島市はこの吉田おねりを国指定の文化財として登録すべく準備を進めているところです。
20160215-吉田町おねり2
その一環として今回は水引幕や人形などの山車周りの品々の調査が行われています。
20160215-吉田町おねり3
山車は八台有り、その内の1台について図面化の作業が予定されています。
20160215-吉田町おねり4
三国志に登場する関羽の人形。
人形自体は新しい物のようです。
調査は一つづつ丁寧に計測し写真データとしても残していきますので大変な作業です。
伝統が継承されていくうえでも、登録認定が望ましいと考えます。

文化財調査委員会

20160203-文化財調査委員会
建築士会文化財調査委員会の打ち合わせに出席。
宇和島市と鬼北町にて来年度調査予定の案件があります。
どちらも重要文化財級の建物とのこと。
将来の修復にとって大切な調査になります。
実測調査は骨が折れ、大変ですが、図面化できた時の喜びも大です。
伝統建築に直接触れる機会でもあり、調査が待ち遠しいです。

内子町文化財保護審議会

20150714-内子町文化財保護審議会
平成27年度第1回内子町文化財保護審議会に出席しました。
議事では7月8日付官報で内子座が国の重要文化財(建造物)の指定を受けたことが報告されました。
大正天皇即位を記念し大正5年に建設された内子座。明年の100周年を前に嬉しい報告です。

川淵三郎氏講演会

20150705-川淵三郎氏講演会
「夢があるから強くなる」
素晴らしいタイトルですね。
入場無料です。
多くの方に、特に若い年代の方に聞いていただきたいと思います。
入場整理券が必要なので、主催者にお問い合わせして下さい。

『日本の素敵』-呼吸する和紙-佐藤友佳理展

20150617-日本の素敵
案内をいただきました。
手漉き和紙の復興に取り組まれている、佐藤友佳理さん。
海外でモデルとして活躍されていた異色の芸術家です。
会期は2015.6.23(火)~6.28(日)10:00-18:00
会場は大洲市のトゥデイズギャラリー

伝統構法を無形文化遺産に!

20150614-伝統
伝統木造技術文化遺産準備会(会長 中村昌生)からTシャツが届きました。
日本が誇る「木造伝統構法」をユネスコの無形文化遺産に登録していただく活動を支援するため購入。
大工の半纏をイメージしているとのことです。
ホームページ(http//dentoh-isan.jp/)より購入できます。

内子町文化財保護審議会

20150330-文化財
今年度、最後となる内子町文化財保護審議会に出席しました。
現在、内子町では合併10周年の記念事業として町史の編纂に取り掛かっています。
それにあたり、旧3町でバラバラだった文化財の区分や名称を、国の文化財保護法に則った体系に沿う形で見直しています。本日の審議会では、新しく見直された文化財の区分や名称について審議致しました。

昭和のくらし 内子の町家・民具の記憶展

20141116-内子
内子町教育委員会より展示会の案内が届きました。

「昭和のくらし 内子の町家・民具の記憶展」

タイトルからして興味をひかれます。

会場は内子町八日市護国の町並み保存地区内の空家を利用するとのこと。

この展示会は、愛媛大学法文学部人文学科観光まちづくりコースの学生の企画展でもあります。

民具資料の保存活用という意味でも面白い企画ですね。

文化財調査委員会

20140829-文化財

建築士会宇和島市部文化財調査委員会の会合が宇和島歴史資料館にて開催されました。

伊達家の墓所を擁す龍華山等覚寺楼門の調査について打ち合わせ。

重要文化財登録に向けての資料として活用します。


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プロフィール

與那原浩

與那原浩建築設計室
〒798-1136
愛媛県宇和島市三間町大内20
TEL/FAX:0895-20-7250
携帯:090-7575-1358
email:h_yonahara@ybb.ne.jp
一級建築士
専攻建築士
インテリアコーディネーター
木造住宅耐震診断士
地震被災建築物応急危険度判定士
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築200年以上の古民家長屋門(ながやもん)で、建築設計事務所を営んでいる一級建築士 古民家建築の専門家 與那原浩です。沖縄県宮古島出身。東京から2000年に妻の郷里である愛媛県宇和島市三間町にIターン。築200年超の古民家で家族と暮らしながら、長屋門に一級建築士事務所を開設。古民家に学ぶ家づくりをコンセプトに住宅の設計監理業務を行っています。愛媛県内子町の町並み修景に多数実績があります。
  

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