一級建築士 與那原浩(よなはらひろし)
妻 與那原慶子(よなはらけいこ)
申します。
主人が自宅で、建築設計事務所を営んで
います。



先日、家を建てる時の注文先について3回
シリーズでご説明する
と告知しましたが、


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今日は3回目は、「ハウスメーカー編』です。
過去の記事は下記からご覧頂けます。


2回目『工務店編』
1回目『設計事務所編』 

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housemakaer



あなたは、ハウスメーカーというとどんな
イメージを持っていますか?



・住宅が画一化されていて、個性がない
・テレビで見るCMのイメージがかなりある

・住宅展示場の住宅を見ると、あんな感じ
  になるのかなとイメージしやすい
・大手メーカーだから信頼できそう
・耐震的に丈夫そう
・窓口が営業の人なので、異動で担当者が
  変わることもあり、面倒臭そう
・建築以外のコストもかかっていそうで、
  建築費が高そう 





と聞く人によっては、イメージがまちまちな
のがハウスメーカーです。




そこで、私から見たハウスメーカーをご説明
したいと思います。




仕事内容・会社規模

自社で設計・施工体制が整っています。
大量仕入し、規格部材を自社工場で製造
しているため、原価コストはかなり抑えられ
ています。全国組織の大手のメーカーも
あれば、独自な個性をうちだした小さな
メーカーもあります。


コスト面

自社工場で製造・施工しているので、建築
コストはかなり抑えられていますが、人件費
・宣伝費・展示場の維持管理費など多額の
経費が建築費に含まれているため、総じて
工務店や設計事務所に依頼するより、
建築費は高額になります。


だわり・デザイン力・自由設計度

自社工場で製造・規格化された仕様以外を
希望するとオプションとなり、建築費が跳ね
上がります。ハウスメーカーの提案する
デザインに従わざるを得ないので、自由設計
とはいえません。


発注~完成までの工期

あらかじめ、建築部材を自社工場で製造し
ているので、早くて着工後3カ月ほどの
短期間で竣工する場合もあります。


品質

施工を下請けに任せている場合があり、
現場監理での客観的な検証システムが
必要と思われます。現場での油断やミス
からの欠陥も報告されています。
自社で耐震的な研究・開発が進んでいる
ので、品質は高いと思われます。


保証

住宅瑕疵担保履行法が成立し、瑕疵保険
加入保証金の供託が義務付けられること
になったので、安心できます。総じて、
どこに発注しても、保証的な部分は住宅
瑕疵担保履行法で守られています。


まとめ

ハウスメーカーの住宅は、研究が進み、
耐震面の安全性は高くなっています。
展示場でモデル住宅の見学ができること
でイメージしやすく、発注するお客様も多い
ようです。
また、各メーカー独自のデザインや差別化
ができ、お客様の満足度も高くなって
います。
一方、規格外仕様を希望した場合は、かなり
のコスト高になるので、自分の希望と発注
メーカーのデザインをよく確認してから発注
するようにし、こんなはずではなかった!と
いうことのないようにしましょう!
地方の場合は、営業所が遠隔地にしかなく、
修繕などのアフターフォローが遅くなる場合
もあります。 



kazokunakayoku



いかがでしたか?
新築住宅を発注する参考となりましたで
しょうか?


2回目『工務店編』
1回目『設計事務所編』 



と新築住宅を発注する先として、3記事
ご紹介してきました。




私は、主人の仕事をそばでずっと見てきて、
発注先は、やはり設計事務所に依頼する
のが一番いいと思います。




住宅について、私の友人や周りの人の
悩みや嘆きをたくさん聞いてきました。


動線が悪い
収納がなくて、物があふれてしまう
間取りが生活に即していない
日照や通気がとりこめていない
部屋が細かく分断されている
家族の集まる場所がない
段差が多くて、老後が心配
家が好きじゃないから家にいたくない

など・・・




高額なお金を払って建ててもらった家
なのに、どうしてこんな悩みがあるのか、
聞いている私も辛くなる事例も多いです。




これは私の考えですが・・・


建築士は、家を設計するプロです。
打ち合わせを何度も何度もすることで、
お客様から多くの情報を得て、法的順守・
環境・ライフスタイル・家族関係・嗜好・
予算など様々な情報から、一番最適な
設計を導き出します。




建築業界に女性が進出してきたと言っても
まだまだ男性社会です。間取りを男性中心
で考えてしまうと、一家の主婦である女性
の使い勝手が悪い家になってしまうのは
当たり前ではないでしょうか?




工務店は施工のプロです。最近は、工務店
でも建築士を雇っているところもあるので、
一概に言えませんが、大工さんしかいない
ような工務店に発注したところで、女性
目線の動線にはならないと思われます。





住宅に自分達の生活を合わせるのではなく、
自分達の生活に住宅を合わせるような
設計ができるのは、設計事務所だけだと
思います。




当事務所では、主人が設計する間取りは、
主婦でありインテリアコ-ディネーターで
ある私が徹底的にチェックするようにして
います。





長く住み続けるためにも、外観のデザイン
だけでなく、動線や日照・通気などは非常
に重要なポイントです。




建築するには、非常に多くの要件を考えな
ければなりません。俯瞰した視点が必要
です。それには、設計事務所に依頼するの
が一番よいと思います。




ただ、建築士も色々な特徴やレベル差も
ありますので、事務所サイトやブログなどを
見て頂き、その人となりもチェックした上で
依頼して頂きますようお願いします。




住宅は、人生の中でも一番高額な買物
となりますので、失敗のないよう、満足の
いく心地よい家に家族仲良く暮らすため
にも、発注先を間違えないようにして頂き
たいと思います。




どこに発注したら、どんな家になるのか
ということが、少しでも皆様に伝わったら
幸いです。



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【建築ワード説明】



住宅瑕疵担保履行法
平成21年10月1日より、住宅瑕疵担保
履行法がスタートしました。この法律は、
新築住宅を供給する事業者に対して、
瑕疵の補修等が確実に行われるよう、
保険や供託を義務付けるものです。
万一、事業者が倒産した場合でも、
2000万円までの補修費用の支払いが
受けられます。


瑕疵保険加入
新築住宅に瑕疵があった場合に、補修等
を行った事業者に保険金が支払われる
制度です。事業者が保険に加入している
かどうかは、工事中に検査が行われます。


保険金の供託
新築住宅に瑕疵があった場合に、補修等
を行った事業者が補修を行う責任があり
ますが、万一、その事業者が倒産した場合
に責任を果たすことができなくなるために
備えて、法律で定められた額の保証金を
供託所に預けておく制度のこと。





リフォームや古民家再生だけでなく、
新築のご相談や最初の見積もりも無料
ですので、お気軽にご相談下さい。
  


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今日も最後まで読んで頂きありがとうござい
ました。